「会話」で終わっていませんか?

皆さんこんにちは

今回は「対話」についてです。

 

職場内でコミニケーションで悩みを持って

いる人が非常に多いのではないでしょうか?

 

・コミニケーションがかみ合わない人がいる!

・部下は言っていることを理解しない!

・上司が言うことは意味が解らない!

 

こんな場合の原因は「会話」することで意思が

疎通していると思う勘違いです、「対話」に

なっていないことが原因です。

 

職場を活性化させ、仕事を目標に向かって

効率よく進めるには「対話」が不可欠です。

特に次世代を担うリーダーにはこの対話の

スキルが不可欠と言ってよいでしょう。

 

では「会話」と「対話」の違いはどこにある

のでしょう。

 

ちょっとした連絡や確認のやり取りは会話で

済まされますが小さなことでもちょっとした

ことでトラブルになることがあります。

すれ違いや会話のズレが原因です。

 

でもすれ違いやズレで終わらせることなく、

何故そうなったのかを考えてみましょう。

 

そこには「意味」というキーワードが隠され

ています。

「意味」をしっかり共有することが「対話」

です。

 

人にはそれぞれ価値観も違えば、モノ、コト、

言葉や行動に対する意味の違いや理解の仕方も

それぞれ違います。

 

そのことを理解しないで「あいつはなんで

言ったことを理解出来ないんだ」と、自分の

意思を押し込めようとしても理解されません。

押し付けるつもりもなく、よかれとの思いで

伝えた内容でも意味に解釈の違いがあれば相手

に伝わりませんし受け入れられません。

上司はなんでこんなことを強要するんだ、」と

溝が深まるばかりです。

 

「そんなことがわからないのか!もっと言った

ことを自分でよく考えろ!」と、こんなこと

って皆さんの職場にもよくあると思います。

「自分で考えろ!」とかっこの良い上司ぶって

も経験も浅く考える方法がわからないのです。

 

なんで伝わらないんだろう、と思ったら「対話」

のチャンスです。

 

対話はそのほかに「信頼」の効果をも持って

います。丁寧に話を聴いてくれる、説明して

くれる、自分の価値観をも理解してくれる、

こんな上司とは会話は楽しくなりますね。

 

そもそも対話の時間なんてない、忙しくて

そんな余裕がない、と言いがちですが上司の

役割は何でしょう?人材を育てる、当たり前

であり業務であり、自分の育成にもなるのです。

 

リーダーは自分から部下との対話の時間を

作ることです、そして話を徹底して聞くこと

を自ら訓練することです。

機会を見つけてではなく、毎週一回30でも

定期化して対話をしてください、最初は話す

内容も双方おぼつかないかもしれません。

でも次第に部下も話したいテーマが浮かび、

上司であるあなたも対話のスキルが高まって

きます。自分から学ぼうと行動するからです。

 

 

「対話」のスキルはチームを活き活きと動かす

リーダーには不可欠なスキルです。

 

コーチングで多くのクライアントさんとの

接点で感ずることは、この「対話」のスキル

を身に着けている人は人間力、仕事力の大きな

優位性を備えていることです。

 

最後までありがとうございました。

 

 

陸川 徹