言葉の効果!

 

人からこんな言葉を掛けられたらどんな気持ち

になりますか?

「貴方だったら出来ると信じてるよ!」

「これは君にしか出来ないんだよ!」

 嬉しくなって想像以上の結果を出した経験は

ありませんか?

 

「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある!」

「どう思われるか、扱われるかによってその通り

に変わっていく」といわれています。

米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールが

提唱したもので「ピグマリオン効果」というもの

です。

 

ある投稿でのこんな実験結果も紹介します。

「成績の優秀な生徒達を集めたクラス」と「成績の

悪い生徒達を集めたクラス」を作り、各担任に優秀な

生徒には、お前たちは成績が悪いと、成績が悪い生徒

たちに、お前たちはとても優秀だと逆のことを言って

クラスを担当させたそうです。

その結果、どうなったと思いますか?

「成績の良い生徒達のクラス」の成績はガクンと下がり

逆に「成績の悪い生徒たちのクラス」の成績はグングン

上昇したというのです。

 

また「口にした言葉が現実になる」ということも実際

に多くの自己啓発書を読んでも書いてありますね。

 

「自己成就予言」という現象も同じ意味でしょう。

たとえ根拠のない予言(=噂や思い込み)であっても、

人々がその予言を信じて行動することによって、

結果として予言通りの現実がつくられるという現象の

ことだそうです。

 

これは心理学的、社会学的にも根拠がある事実なのだ

そうです。

「言葉の力」については多少うさん臭さを感じる方も

多いようで軽視されがちなことが多いですが、信じる

こともプラスに向かいます。

 

脳は自分の言うことをいつも聞いています。

何回も繰り返し言う言葉は重要なんだと認識して

いずれ潜在意識に入るというのです。

 

ならば常に前向きな言葉を発していると、どうなるで

しょう?

あなたが夢や目標を周りに言い続けていると、あなた

の話に耳を傾け、応援してくれる人が表れ、その応援

してくれる人が、あなたと同じような目標を持つ人を

紹介してくれたり、支援してくれたりします。

そして自らも多くの情報の中から目標に必要な情報

のみを選択していくようになるのです。

 

ならば「まずはプラスの言葉を口に出して言うこと」

たとえ気持ちが伴っていなくても、プラスの言葉を

繰り返し言うことで、気持ちや状況が、後から付いて

くるのです。

 

日本人は「謙譲の美徳」を大事にして、出来ていて

も出来ない!ということもありますが謙虚さと自分

をけなすこととは全く違いますね。

だから間違ってもマイナス言葉は絶対に口にしては

いけません。

 

昨日のTVで卓球13歳の張本智和君がインタ

ビューにこう答えていました「もっともっと強くなって

オリンピックで金メダルを取る!」

将棋20連勝の藤井聡太君、や平野美宇さんも小さい時

から大きくなたらプロになる。1番に、そして金メダル

を取ると言っていますね。そして今の姿があります。

 

勿論言うだけでなく自分を鼓舞し、日々努力を重ね

目標に近づき、周りの人の支援も受け目標を手にして

います。

最初は夢だけど、次は現実的な目標として大きくなり

実現しているんですね。

 

プラス言葉にはプラスのエネルギーが、マイナス言葉

には逆のエネルギーが宿っています。

人生の夢の実現、仕事、友人関係、家族等どんな場面

でも使えます。

 

・弱気になっているときは「強気に!」と

・嫌な気分のときは「前向きに!」と

・友人が許せないときは「許す!」と

・失敗したときは「こうやったら失敗したことが

 わかった。「良かった!」と

 

今更と疑う前に是非試してみて下さい。

 

最後までありがとうございました・

 

陸川