「認める」こと!
皆さんこんにちは、
大寒も過ぎましたが全国的な寒波で
日常の行動にいろんな支障が出ています。
充分にご注意下さい。
さて今回は「認める」こと!について書いて
みました。
ほめて、認めることはコーチング言葉では
「承認」と呼ばれるものです。
何かの決済を得たり、良し悪しの判断をもらう
ように受け止められがちですが、けっして上位
からのことではありません、どんな立場なのか
に拘らずに「相手のことを認めてあげる」こと
です。
勿論、職場での関係に限らず、家族間や友人の
つきあい、サークルなど二人以上で人と接する
場合では極めて有効なコミニケーション手段に
なります。
皆さんご存じのように、マズローの人間の5段階
の欲求に示されているように、人は組織、社会の
中で認められたい、認めたい!また会社、仲間を
大切にした、されたいという欲求を持っています。
この欲求を達成されることがその人の、その先へ
の大きな原動力になります。
「承認」の具体的な意味は
・その人の存在を認める
・行動した事を認める
という意味を持っています。
決して専門的なスキルが必要なわけでは
なく、誰にでも出来る行為であり、大きな
効果を生み出します。
・たとえば前者は、
「おはよう」「元気!」と、声かけすること、
です。あなたがそこに存在する(いる)事を
気づいていますよ!と、メッセージを送ること
です。
存在を認めてもらいたい、そんな行動は自分を
振り返ってもいろんな場面で行動として発信
しています。私もSASで文字、動画、写真で
情報を発信したりして反応を見たり、
ありますね。
・後者は、望ましい行為や、人に対して何らかの
ためになる行為をしてくれた人に対して「ありが
とう」「感謝しています」「大変助かりました」など
の言葉で「あなたの行為にとても助かりました」を
メッセージとして伝えることです。
どうでしょう、難しいことではないですね。
たとえば職場で上司が承認を頻繁に行う、受ける
側はどんな気持ちと、次につながるでしょう、
考えるまでもなく効果は必ず出ます。
なぜなら人間はそれを欲求として持っている
からです。
その効果は
・部下からの会話も確実に増加します。
・部下は積極的に言動を図ります。
・やろう、やりきろうとする責任感が
確実に強まります。
一方で上司の立場では、「お互いわかりきって
いるから言わなくても大丈夫」とか、「まだそこ
まで評価出来ない」とかを並べて承認を怠る
場面が多いです。
「評価」?「承認」は評価ではありませんね。
組織活性に必要なツールとでも思うことです。
それも極めて有効なツールです。
「承認」は何回でも、何回でも、いつでも、
どこでも誰にでも、そして職場なら全員に!
「承認」は、相手に現れている変化、成長、成果に
敏感に気づき、それを言葉にして伝えることです。
その目的は、一つです。
人を育てることです。
最後までありがとうございました。
寒さ厳しい折、くれぐれも気をつけて下さい。
陸川 徹