「褒めること」は投資がかからない育成手法!

こんにちは

今回は「褒める」効果についてです。

 

・部下が育たない

・すぐにやめてしまう

・営業成果が上がらない

 

コーチングの場面でこのようなことで悩んでおられる

方も多いですね、難しいことを考える前に今すぐできる

ことから始めてみては!それは「褒める」ことでです。

まさか、 褒めるだけで?

 

日本人は「褒められる嬉しさ」の体験が乏しく、

褒められた嬉しさを実感しにくい傾向にあります。

心から褒めた時の爽やかな気持ちを味わったことが

ない場合が多いのです。

 

・褒めるなんて照れくさい

・褒めたら図に乗ってしまう

・このくらい出来て当たり前

 

等、褒めた体感もなく、自分の体験尺度で

判断しがちですがこのままだといつまでたって

も褒める効果を体感できません。

 

自分を捨てて、部下の能力に合った尺度で評価

してあげれば良いところが見つかり、今からでも

「褒める」ことが出来ます。

 

でも、突然「褒めろ」と言われても、・・・

大丈夫です、いくつかのトレーニングで可能に

なります。

 

1・褒め言葉や表現方法を学ぶ

・ありがとう

・よくできたね

・とても助かったよ

・前よりよくなったね

・出来るじゃないか

 

自分なりに職場のシーンを考えて聞き出して

みて下さい。すぐに使える言葉を10個位、

いつも頭に入れておいて・・実践しましょう。

 

2・相手の長所、得意分野をしばし考える

必ず褒めるに値することがいくつも見つかります。

 

例えば

・Aさんは事務所の整理整頓を毎日している、

・お陰でメンバーは仕事がしやすく、効率が良い、

・褒める言葉は「いつも綺麗にしてくれて、ありがとう!

みんなとても感謝しているよ」

 

どうでしょう?

小さなことでも探し出すことで幾つでも出てきます。

 

2・褒め言葉に更にもう一言添えてあげる

・ありがとう ➡ これからも頼むよ!

・よくできたね ➡ その調子で頑張って!

・前より良くなったね➡ 努力したんだね!

 

部下の意欲は高まり、上司である貴方への信頼度も

高まることは確実です。

 

3・身体を使って褒めてあげる 

感情を抑えることが美徳と考え易い人もいて

なかなか言葉で表すことがすぐには出来ない時は・・

 

・握手や肩を軽くたたくなどのスキンシップで

・VサインやOKサインで

 

必ず相手に伝わり、親近感が高まります。

 

4・褒める場面も工夫する

場面や、褒めるツールを工夫すれば誰にでも

簡単にできます。

 

・1対1で褒める

・みんなの前で褒める

・1対1だが周りに聞こえるように褒める

・人を介して褒める

・メモで褒める

・メールで褒める

 

それぞれに、それなりの効果があります。

是非実践してみて下さい。

 

・二宮尊徳」の

「可愛くば五つ教えて三つほめ、

        二つ叱ってよき人とせよ」

 

叱ることより先ずは褒めることではないで

しょうか。

 

最後までみて頂きありがとうございました。

 

陸川 徹