皆さんこんにちは
今日は「目的」と「目標」についてです。
人生、仕事、学習、趣味、スポーツ、遊びなど
なにごとも皆さんも目標を持っています。そして
そこには○○○したい! ○○○のために! という
目的があります。
でも、「目的」と「目標」って、なにがどう違う
のか? 明確に持ちきれていないことが多いよう
です。
目的が自分の中でハッキリと特定されていない時
は目標がズレますね、そして手にしたい目的とは
更に乖離してしまします。
辞書にはこのように記されています。
目的/実現しようとして目指す事柄、行動の狙い
や目当て。
目標/そこに行き着くように、またそこから外れ
ないように目印とするもの、目的にたどり着く
迄の目印、
イタリアのアッピア街道に現存するローマ時代の
石のマイル標識(マイルストーン)、いまでこそ
ビジネス用語になっていますが仕事に当てはめて
みるとなんとなくわかると思います。
たとえば会社では
目的は、常に自分にとって「やりがいのある仕事」
をしたい!
学校であれば「専門分野をしっかりと勉強したい」
となります。
良く聴かれるのは、前者では「いい会社に就職する」
後者では有名大学に受かること、等が聴かれます
がこれは目的ではなく、手段です。
目的と手段をはき違うとこれが達成することで
満足してしまい、本当の目的が達成できないこと
につながってしまいます。
わたしのゴルフを例に
目的は
「仲間に遅れをとらずにゴルフを楽しみたい。」
目標は
・一年以内にスコアー100を切る
・ドライバー200yardを安定してだす
手段は
・週に一回は練習する
・スクールに入ってマナーや基本を学ぶ
プロであれば目的は「ゴルフ界に永遠に名を残す!」
かもしれませんし、目標は「4大メジャーを制覇
すること」や「賞金王をとる」こと
そして手段は早くからアカデミーで基本を
身につけ、一流コーチに学ぶことなどでしょうか。
勿論、私とプロでは目的に大きな違いがあり
ますし、目的の違いが目標にも影響してきます。
改めてまとめると、
「目的」は最終的に成し遂げたい、実現したいこと
目的は1つであることがより明確です。
「目標」は目的に達成するために不可欠なことです。
目標は目的のためにあり、手段は目標のためにある。
目標はより具体的で、複数もありえます。
間違いやすいのは手段が目的になることです。
そして目標は評価出来ること、すなわち数字で
見えることです、目的はそういう意味では抽象的で
見えにくいものです。
ここでの注意ですが「目標」は高くしすぎると
諦めがブレーキになります。あのイチロー選手は
言っていました。
「目標って高くしすぎると絶対ダメなんですよね。
必死に頑張っても、その目標に届かなければ
どうなりますか?諦めたり、挫折感をあじわう
でしょう。それは目標の設定ミスなんです。
頑張ればなんとか手に届くところに目標を設定
すればずっと諦めないでいられる。そういう設定
の仕方が一番大事だと僕は思います。」
流石イチロー選手ですね、そして次の目標に
繋げ、目的を達成しているんですね。
ビジネスでも、ダイエットでも、スポーツの技術
でも、改めて「目的」「目標」を見つめ直してみる
時間を作ってみてはいかがでしょうか。
最後までありがとうございました。
陸川 徹