「リーダーシップ」について!

皆さんこんにちは

大型台風も去り、秋晴れとなりました。
今回は「リーダーシップ」についてです。

学術的ではなく簡易に記してみます。

明確な定義はないものの、私はこのように定義
しています。
「組織の目標を効果的に達成するために目標と
役割を明確にし、進捗を確認しながら同じ方向
に進むこと」!進む人、

人によっては「私にはリーダーシップ力がない」
「彼はリーダーには向かない」等と言った声を
よく聴きますが、リーダーシップは限られた
トップの人のものでもなく、持って生まれた資質
でもありませんね。

一つの技術です。
磨けば誰にでも発揮することが出来る可能性を
持っているものです。

子供が数人で遊んでいる場合でもその中で一人
がなんとなく皆をその気にさせている中心的な
子供。
飲み会で幹事をやらせたら抜群の進行役を果たす
新入社員。
こんなことってよくありますね。

そしてこんな時周りは「○○ちゃんはみんなと
仲良くして偉いね!」「A君、流石だね!」と、
関心を示して声にしますね。

これもリーダーシップです。
そして周りの一言で更に磨かれていっている
のです。リーダーシップは自身で、そして周り
を巻き込むことで磨かれ、開発可能なスキル
なのです。

社会人になりなれば前述のような簡単なもの
ではありませんが、これも学び、人が持って
いる能力を引き出し、活用し、同僚、先輩、
上司からの効果的なフィードバック(反応、
意見、評価)により高めることが出来ます。

 

基本的なスキル(能力・技術)としては
・業務遂行能力(テクニカルスキル)です。
仕事に従事すれば必ず必要なスキルであり、
これが身に付いていなければ初級の管理者にも
なれませんね。

・対人影響能力(ヒューマンスキル)です。
これが意外に得手不得手が出るようですが
感謝の心、支援の心、認める心、協働の心
反省の心、内省の心、そして謙虚な心、を
持ち、素直に意識して表に出せることです。
少し成長し中間管理職になるには不可欠な
ものです。

・問題解決能力(コンセプチャルスキル)です。
目標を効果的に達成するための考え方です。
組織は問題解決能力の集合体ですね。
でも、突然これが求められるものではなく、
初級、中級と社会人としての成長段階で学び
教えられていき、そこに業務遂行の技術や
対人影響能力が備わることでしっかりした力に
成長していくものです。

この3つは決して難しいものではありませんね。
この基本を身に着け、理解し、自身の不足を
補うことに積極的に取組める人はリーダーと
しての成長が可能な人です。

 

「もう少し自分のリーダーシップ力を高めたい!」
こんな質問も良く受けます。

相手や状況で使い分けることで更に磨かれます。
・部下や相手の成熟度によるリーダーシップの
使い分けです。
経験や能力、意欲などを見極め支援、助言、指示
動機付けが必要です。

・仕事別の使い分け
当然仕事により習得度に違いがあることを理解
して対応する必要があります。

・相手が集団の場合の付き合分け
全てを自分でまとめるなんて考えるのではなく、
グループの責任者に権限移譲をし、指示、動機
づけをすることです、この時は定期的な確認や
報告を義務付けることが必要となりますね。

今や多様性が求められる時代と言われています。
言い換えれば『全員が主役のリーダーシップを
とることが求められている』と言えます。

あなたは、貴方の会社はいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

陸川 徹